読んだら元の自分には戻れない 朝井リョウ『正欲』が炙り出す「多様性」の危うさ

 社会が目指す一つの理想として「多様性」という言葉が使われるようになったのはいつからだろうか。

 人の価値観や考え方、生き方、働き方、性的嗜好、人種、性別、民族…。すべてが尊重されるべき、というのは確かにあるべき社会像だろう。ただ、意地悪な言い方をするなら、人が他者に寛容に…
Source: ビジネス
読んだら元の自分には戻れない 朝井リョウ『正欲』が炙り出す「多様性」の危うさ